【甘いものの食べすぎ・ストレスに】知らなきゃ損する「血糖値」と「マグネシウム」の深い関係

「最近、食後にものすごい眠気に襲われる…」

「イライラすると、ついつい甘いものをドカ食いしてしまう…」

そんなお悩みはありませんか?

実は、健康やダイエットの鍵を握る「血糖値」のコントロールに、ミネラルの一種である「マグネシウム」がものすごく重要な役割を果たしていることが分かっています。

今回は、一見結びつかなそうな「血糖値」「マグネシウム」「ストレス」の三角関係について、専門知識なしで分かりやすく解説します!

1. そもそも「血糖値」ってなぁに?

血糖値とは、簡単に言うと「血液の中に、どれくらい糖分(エネルギー)が含まれているか」という数値です。

私たちはご飯や甘いものを食べると、体の中で糖分に分解され、それが血液に乗って全身の細胞に運ばれます。

このとき、血液中の糖分を細胞の中にスムーズに回収して、血糖値をちょうどいいお守り役に下げるのが「インスリン」というホルモンです。

インスリンがうまく働かないと、血液中に糖があふれかえってしまい(高血糖)、食後の強烈な眠気や、太りやすさ、さらには糖尿病の原因になってしまいます。

2. マグネシウムは、細胞の「自動ドア」を開けるカギ!

では、ここで今回の主役「マグネシウム」の登場です。

実は、インスリンが「糖を回収して!」と命令しても、マグネシウムが足りないと細胞は糖を受け取ることができません。

ここで少しだけ専門的な仕組みを、分かりやすく例えてみます。

細胞の表面には、糖を中に招き入れるための専用のドアがあります。このドアの名前を「GLUT4(グルットフォー)」と言います。

もし、体の中のマグネシウムが不足していると、この「細胞のドア(GLUT4)」が故障した自動ドアのようにピクリとも動かなくなってしまいます。

すると、インスリンがいくら頑張っても糖が細胞に入れず、血液中に残ったままになり、血糖値が下がりにくくなってしまうのです。

3. 要注意!ストレスはマグネシウムを大消費する

さらに恐ろしいことに、マグネシウムは「ストレスを感じると、体から大量に一瞬で消えてしまう」という弱点があります。

人間はストレス(仕事のプレッシャー、人間関係、寝不足など)を感じると、それに対抗するために体の中で様々なホルモンを作ります。そのホルモンを作るときに、マグネシウムが湯水のように大量に消費されてしまうのです。

つまり、以下のような最悪のループ(悪循環)に陥りやすくなります。

 ストレスが溜まる

 ⇒ 体内のマグネシウムがゴッソリ減る

 ⇒ 細胞のドア(GLUT4)が開かなくなり、血糖値が不安定になる

 ⇒ 脳がエネルギー不足を感じて、「もっと甘いものを食べろ!」と命令する

 ⇒ 甘いものを食べると、さらに糖の代謝にマグネシウムが使われて大不足に…!

「ストレスが溜まると甘いものが止まらない」という現象の裏には、マグネシウム不足による血糖値のパニックが隠れていることが多いのです。

4. まとめ

 血糖値を下げるには、細胞のドア(GLUT4)が開く必要がある

 マグネシウムは、その細胞のドアを動かす「カギ」の役割をしている

 ストレスや甘いものの食べすぎは、マグネシウムを大量に消費してしまう

血糖値を安定させて、毎日を元気に、そしてスリムに過ごすためには、ストレスケアと一緒に「マグネシウム」を意識して取ることがとても大切です。

マグネシウムは、あおさやワカメなどの海藻類、豆腐(にがり)、ナッツ類、玄米などに多く含まれています。

「最近イライラして甘いものが止まらないな」と思ったら、お味噌汁にワカメを多めに入れたり、間食をナッツに変えたりして、お疲れ気味の体にマグネシウムを補給してあげてくださいね!