【足裏の疲れ】ベタ足の原因はこれ?「扁平足」を救う“足の奥の筋肉”のヒミツ

  1. 扁平足とは?(足の裏のクッションが潰れた状態)

まず「扁平足」とは、一言でいうと「足の裏の土踏まず(アーチ)が潰れて、平らになってしまった状態」のことです。

健康な足の裏には、きれいな弓なりのカーブ(土踏まず)があります。このカーブは、歩いたり走ったりするときに「地面からの衝撃を吸収するクッション」や、前に進むための「バネ」の役割を果たしています。

扁平足になるとどうなるの?

土踏まずというクッションが潰れてベタ足になると、歩くたびに地面からの衝撃がダイレクトに足裏、足首、ひざ、さらには腰へと伝わってしまいます。

そのため、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
足の裏やふくらはぎが異常に疲れやすい・凝る

足の裏がピキッと痛む(足底腱膜炎など)

姿勢が崩れて、ひざ痛や腰痛につながる
大人になってから扁平足になる主な原因は、運動不足や加齢、サイズの合わない靴、そして次に解説する「足の裏の筋肉の衰え」です。

  1. 足の内在筋の重要性とアーチ(土踏まず)の関係

「土踏まずを復活させるには、どうすればいいの?」と思いますよね。その答えが、足の裏の奥深くにある「内在筋(ないざいきん)」という筋肉です。

足の内在筋とは?

筋肉には、すねやふくらはぎから始まって足の指を動かす「外在筋(がいざいきん)」と、足の裏や甲の中にすっぽり収まっている小さな筋肉のグループ「内在筋」があります。
内在筋は、いわば「土踏まず(アーチ)を内側から支える突っ張り棒」のような存在です。

なぜ内在筋が重要なの?

現代人は、クッション性の高すぎる靴を履いて硬いアスファルトの上ばかりを歩いているため、この足の奥にある内在筋をほとんど使えていません。
突っ張り棒である内在筋がサボって弱くなると、骨の重みに耐えかねて土踏まずのアーチがペシャリと潰れ、扁平足になってしまいます。

いくら外側からマッサージをしたり、高級なインソール(靴の中敷き)を敷いたりしても、自分自身の「内在筋」という天然のインソールが働かない限り、土踏まずは引き上がらないのです。
内在筋をしっかり鍛えてあげると、アーチが自然と復活し、歩いても疲れない「バネのある足」を取り戻すことができます。

  1. まとめ:足の裏の筋肉を呼び覚まそう!

扁平足と足の内在筋の関係について、大事なポイントを振り返りましょう。
「扁平足」は、足裏のクッション(土踏まず)が潰れて足が疲れやすくなった状態。

「足の内在筋」は、土踏まずを崩れないように下から支える重要な突っ張り棒。

内在筋が衰えると扁平足になり、鍛えて呼び覚ますことでアーチが復活する。

扁平足を根本から予防・改善するためには、靴に頼るだけでなく、足の裏の筋肉を自分で動かしてあげることが大切です。

まずは家の中で、床に敷いたタオルを足の指の力だけでクシュクシュと手前に引き寄せる「タオルギャザー」という運動や、足の指を大きく開く「グー・チョキ・パー」の体操を試してみてください。
足の奥の筋肉を元気にして、どこまでも軽やかに歩ける快適な体を作っていきましょう!